【自作PC】ロマン重視の自作PC構成 – Ryzen9 3900X, CORSAIR
- 2020.08.24
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自作PC遍歴
自作PCは今回で4作目です。
・5年前:ジャンクパーツで初自作(1万) Core2Duo + GTX260
・4年前:新品+ジャンク(3万) Pentium G3258 + GTX760
・3年前:新品+中古(10万) i7 6700K + GTX1060
・今回:新品(内緒)
自作PCの魅力は、好きなパーツを使えるにつきます。自作PCがBTOパソコンと比べてコスパいいかどうかはもはや議論すべきではないです。ただ、ちゃんと動くPCが欲しいとかゲームができればいいとかいう人はBTOパソコンを買えばいいと思います。自作PCは、かっこいいパーツを使用したり自己満の世界だと思います。(もちろん安いパーツを選べばBTOよりも安い構成で組むことも容易です。)
テーマ&PC構成
テーマはロマンです。私はゲームをしないので完全にロマン(自己満)のみです。コスパを意識せずに見た目と性能、満足度でパーツを選びました。また、私が好きなパーツメーカーのCORSAIRでなるべく固めました。CORSAIRは高性能かつかっこいい外観で非常に好きです。購入したPCパーツを紹介します。
・CPU:AMD Ryzen9 3900X
・マザーボード:MSI MEG X570 UNIFY
・メモリ:CORSAIR DOMINATOR PLATINUM RGB CMT16GX4M2C3200C16 ×2
・グラボ:GTX1660 SUPER (GIGABYTE GV-N166SGAMING OC-6GD)
・SSD:CORSAIR M.2 SSD Force MP600 1TB
・電源:CORSAIR RM650 CP-9020194-JP
・ケーブルスリーブ:CableMod PRO ModMesh延長ケーブルキット – カーボン
・ケース:CORSAIR Carbide Series 678C
・CPUクーラー:CORSAIR iCUE H150i RGB PRO XT
・CPUグリス:Thermal Grizzly Kryonaut 1g
・ケースファン:CORSAIR LL120 RGB 3Fan Pack
・ケースファン:CORSAIR LL140 RGB 2Fan Pack
・ケースファン:CORSAIR LL140 RGB Single Pack
購入品レビュー
CPU
AMD Ryzen9 3900X
12コア24スレッドです。2万円安いRyzen7 3700Xと迷いましたがロマン重視でRyzen9に。Zen3発売が予定されていますが問答無用で購入。CPUクーラーの方でも後術しますがTDP105Wにも関わらず37度常用しています。
タスクマネージャーに24スレッド並びますがほとんど使用されていないのがよくわかります…使いこなせてはいません。さすがの性能には間違いないので買って後悔することはないです。
マザーボード
MSI MEG X570 UNIFY
初のハイエンドマザーです。ハイエンドマザーですが、LEDを除いたことによって価格を抑えたモデルです。高価なマザーと同様の電源回路15フェーズを用いているため性能はハイエンドです。見た目も調べたマザーボードの中で個人的に一番好きです。B550とX570のどちらを買うかですが、B550はメモリ周りの不具合が多数報告されているようです。チープ~ミドルエンドのマザーを買うならB550でもいいと思いますが(同価格帯でB550が優秀)、ハイエンドを買うなら今でもX570が良いと思います。
性能もすばらしく、すべてのPCIeスロットが4.0対応、M.2スロット3つ、WI-FI 6 & Bluetooth 5.0内臓、RTL8125(2.5Gb LAN)、ALC1220、Nvidia SLI対応と何から何までハイエンドです。Intel製LANを好む人もいるみたいですが中の人いわくRealtek製の方が良い性能が出たとの報告もあるみたいです。さらに、Nvidia SLI対応はハイエンドならではなので、この価格帯でこの性能が実現できるのは素晴らしいにつきます。今Ryzenで組むかつ性能を求める人にはこのマザーボードを薦めたいです。(私が購入して以降、品薄になりました…
メモリ
CORSAIR DOMINATOR PLATINUM RGB CMT16GX4M2C3200C16 ×2
見た目で選びました。メモリを選ぶのは結構難しいです。動作クロックは価格と相談して3200MHzにしました。Ryzenでパフォーマンス&性能が安定しているのは3600MHz、(次点で?)3200MHzといわれていますが、3600MHzから価格が跳ね上がるので3200MHzで妥協。まぁ実感できる人なんかいないんですが(ベンチマークで1%くらいは変わります)。Ryzenは4枚差しよりも2枚差しの方が安定&高性能と言われていますが、見た目重視で4枚差しに(8GB×2枚の商品を2つで32GB)。品質から高級感からLEDの発色からすべて素晴らしいです。さすがCORSAIRという感じ。LEDはソフト制御とハード制御が可能ですが、若干癖ありです。
グラボ
GTX1660 SUPER (GIGABYTE GV-N166SGAMING OC-6GD)
ゲームをしないという理由で唯一妥協しました。選定条件としては、3連ファン、以前使用していたGTX1060よりも高性能ということで最安がGIGABYTEのGTX1660SUPERでした。ロマン重視でRTX2070SUPERが欲しかったんですが、3連ファンとなると高額になるので断念(というか品薄で全然売ってない。GIGABYTE製品はこれまで好んでいなかったのですが初めて買って好印象になりました。外観も洗練されていて、下品なLEDもないですしマザーボードの質感と合致していて買ってよかったと思っています。ですが、まもなくRTX3000番台が出るのでその値段によっては買い替えも検討しています。
SSD
CORSAIR M.2 SSD Force MP600 1TB
これもロマンで選びました。CORSAIRを選ぶつもりはなかったのですが、性能・価格・在庫でCORSAIRになりました。PCIe4.0対応M.2でRead 5000MB/sの優れた製品です。以前はSamsungのRead 2000MB/sのものを使っていたのですがまぁ違いは実感できませんね。自己満です。ヒートシンク付きの商品なので、ケースから見えてかっこいいです。だいたい40度で安定していて素晴らしいです。商品や容量によってRead5000MB/sでもWrite4000MB/sでないものもあるので要注意です。(この商品の1TB以降の商品はWrite 4250MB/s 以上でます)
電源&ケーブルスリーブ
CORSAIR RM650 CP-9020194-JP
CORSAIRの電源がとても品薄でした。条件はフルプラグイン、ハイエンドマザーボードなのでCPU8ピンが2つ必要でした。その結果RM650だけ唯一在庫があり選択。GOLD認証ですが、認証はあまり気にしません。これ以上で在庫があったのは、HXシリーズになりますが2万以上するので却下。電源は電力50%の使用で最も効率が良くなるように設計されていますが、まぁ気にしなくてもいいです。ハイエンドグラボ2枚差し等しなければ650W電源で十分です。
CableMod PRO ModMesh延長ケーブルキット – カーボン
今回、初めてケーブルスリーブを購入しました。PCの外観を極めるためには必要不可欠です。Amazonで5000円程度と高いようで安いです。CPU8ピンが2つあるものを選びました。質感も色もよくパーツと非常にあっていておすすめです。
ケース
CORSAIR Carbide Series 678C
ケースには今回こだわりました。CORSAIRのものを選ぶのは勿論で、静音ケースを選びました。やや高価ですが、ケースに吸音材・防振材が搭載されており極めて静音です。拡張性も高くファン・ラジエータの取り付け数・長さは幅広いです。さらに、最近のケースにあまりない5.25インチベイも搭載されておりDVDドライブも搭載することができます(私は搭載していません、ケース前面を開閉するとベイにアクセスできます)。さらに、HDDを最大8基も搭載でき素晴らしいにつきます。サイドパネルは強化ガラスになっており、以前使用していたアクリルパネルのケースに比べると透明感は天と地の差です。このケースを通して見るPCパーツはとても美しく見えます。
完成品は、フロントに360mmラジエーター&120mmファン6基、トップに140mmファン2基、リアに140mmファン1基を搭載しました。この構成でもさらに、DVDドライブ(5.25インチベイ)とHDDを2基搭載することができます。
製品ページから引用(ファン容積)
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製品ページから引用(ラジエーター容積)
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CPUクーラー&グリス
CORSAIR iCUE H150i RGB PRO XT
3連ファンの簡易水冷にしました。以前のPCで2連ファン簡易水冷にしてたので強化させたかったのと、Ryzen9ということもあり高性能なものにしました。CORSAIRで3連だとこの商品しかないので迷わず選択。付属のファン3つはML120というもので磁気浮上ベアリングを採用した静音ファンとなっています。普通に買うと1つ3000円以上するファンが3つ付属されているだけでも素晴らしいです。実際は、後術するファンをさらに3つ追加し、ラジエータの表と裏に3つずつ取り付けることでサンドイッチしました。
Thermal Grizzly Kryonaut 1g
熱伝導率12.5W/m・kの定番高性能グリス。塗りやすく評判も高いですが実感はないですね。気持ちだけです。
このCPUクーラーとグリスの組み合わせで、Ryzen9 3900X TDP105Wにも関わらず37度で常用できています。さすがの360mmラジエータ×ファンサンドイッチというところでしょうか。
ケースファン
CORSAIR LL120 RGB 3Fan Pack
CORSAIR LL140 RGB 2Fan Pack
CORSAIR LL140 RGB Single Pack
RGB LEDを搭載した高級ファンです。しかし、防振材を搭載しており静音性にも優れ、LEDの発色もよく価格に見合った性能です。合計6基でケースと同じ金額もしますが、すべて取り付けると迫力がすごいです。これぞロマンという感じ。
買ってよかったランキング
3位
CableMod PRO ModMesh延長ケーブルキット – カーボン
これをつけただけで外観が極めて良くなりました。
2位
MSI MEG X570 UNIFY
性能・コスパ・見た目ですべてにおいて100点です。
1位
CORSAIR Carbide Series 678C
驚くべき静音ケースでした。なんといってもファン・ラジエータの搭載容量には驚かされ、なおかつ5.25インチベイとHDDを搭載できるという素晴らしいケース。これを超えるケースはなかなかないと思います。大満足です。
まとめ
自分の満足いくPCが作成できました。数年は現役で運用できそうです。パーツの選定ミスもなく大成功でした!!みなさんも、価格・性能・ロマンなどテーマを決めてPCを組むと、きっと愛着をもってPCを使用できると思いますよ。
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